マビノギの世界エリン

プレイヤーが踏み出すエリンとはどのような世界なのでしょうか。
ゲームとは直接関係がありませんが、マビノギの世界観について簡単にまとめてあります。

----
■地理

エリンの地でプレイヤーが降り立つ地は、ウラー大陸のエイリフ王国という国です。
大陸とは言っても、実際はエリンの一部地域だとおもわれます。
ティルコネイルやダンバートン、イメンマハなどの街は、このエイリフ王国にあります。
その他、正式サービス以降、メインストリームシナリオを進行することで、あの世と呼ばれる世界にも行くことができます。
ゲーム内の地名は、現実にアイルランドやイギリスに存在する地名から由来していますが、あくまでも名称のみで、実際の位置や特色とは関係がありません。


エイリフ王国は観光案内板


■宗教

マビノギでの教会はライミラク神という神様を崇めています。
ライミラクは、自由の神ハイミラクと平和の神ゼミダラクという3神のひとつで愛を象徴する神様です。
ライミラク教団はウラーでもっともよく信仰される宗教であり、イメンマハの大聖堂が教団の中心地として知られています。
一方、ファーストジェネレーションで語られるモリアンなどはエリン土着の古い神々です。

ライミラクは言うまでもなくキリスト教がモチーフとおもわれます。他のふたつの神もまたそうでしょう。
実際のアイルランドへのキリスト教の布教は、土着宗教を採り入れつつ行われました。
ゲーム内では、司祭の発言などで、エリンの古い神々の話が出てきたりもします。


■天体

季節の変化はありません。天候も企画段階では存在していましたが、今はすっかり話が消えています。
空に浮かぶ天体は以下の通りです。

パララ
エリンの太陽。

イウェカ
別名をエルフの月。
魔法の力を管轄していて、イウェカが昇っている夜はマナが回復します。

ラデカ
エリンのもうひとつの月。ムーンゲートに作用する力があります。
ゲーム内の月の姿は現実の月の姿と連動しています。


ムーンゲートはラデカの力で開きます


■歴史

エリンには古代より様々な民族が訪れたといわれています。
彼らの前に立ちはだかったのがフォモールという魔族です。
フォモールと人間との戦いでは、二度の大戦があり、女神モリアンが身を挺して人間を守ったり、王が戦死したといわれています。
それ以前にも巨大な怪物が現れてエリンの人々を苦しめたという伝説もあります。

こうした跡は今でもダンジョンやフィールドに残されており、ゲームを進める&ストーリーが進行するに従って解き明かされていくとおもわれます。

なおエリンの地は王制が敷かれていて、イメンマハのように領主のいる街もあります。


ダンジョンの女神像はエリンの歴史


■属性

マビノギにはアイス、ファイア、ライトニングの3つの属性があります。
ティルコネイルのラサ先生の授業では、この3つの属性の関係は単純ではなく、ファイアとアイスが相克、ファイアとライトニングは互いに無関係で、
アイスとライトニングはお互いに補う(相殺、あるいは相乗)属性と教えています。

この属性は魔法として使用されるだけでなく、結晶として具現化することもできます。


ラサ先生の授業で教わる属性理論


■経済

エリンの貨幣の単位はゴールド。一応、貨幣経済は浸透しているので、お金さえあれば買い物に困ることはまずないですが、アルバイトの報酬など物での支払いも平行して行われているようです。
銀行はアスキン銀行という銀行の支店が各街にあり、エリン中の銀行業務を一手に引き受けています。
ただし手数料が高く評判は今ひとつですが、特別な操作アイテムを使用することで直接銀行に行かずとも銀行が利用できるサービスがあります。
ダンジョンや、それこそあの世にまで届けてくれるので、重宝することもあるでしょう。

また落とし物は、すべてダンバートンの官庁に集められるシステムが整っており、手数料を払って取り戻すことができます。




この記事へのTrackBack

Trackback URL
https://mabinogion.net/action.php?action=plugin&name=TrackBack&tb_id=819